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第31話 もー、行くしかなーい ~フォルトナサイド~

ผู้เขียน: 光命
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-04-07 20:38:07

アグリとゾルダが旅立ってから数日がたったんだけど……

なんかモヤモヤするー。

ん?

モヤモヤじゃないかー。

ソワソワかなー。

母さんは相変わらず人使いが荒いし。

今日も人手が足りないからって風車の修理手伝ってこいって。

その前も、カルムが別の用事でいないからってさ。

国王に勇者たちの報告に行って来いって、セントハムまで行かされるし。

もう!

ボクだって!

魔物退治を手伝ったんだから、少しはゆっくりさせてよ!

「おーい、お嬢!

 こっちの風車の修理は終わったぞ!」

風車の上からオンケルがボクに向かって大声で叫ぶ。

「はいはーい!

 ありがとう!

 これで、全部修理は終わったかなー」

でも、なんだかんだで言われている通りやっているボクはえらいね。

自分で自分を褒めちゃおう。

「そうなりやすねー、お嬢」

「オンケルさん、もうお嬢はやめてよー

 ボクはフォルトナっていう名前あるんだから」

「あっしにとっては、いつまででもお嬢ですよ。

 長の娘でもあるわけですから」

この村にいるとこういう風に扱われるのが嫌なんだよなー。

もっともっと自由にいろんなことしたいのに。

祠を見て回っている時が楽しいや。

それに……

やっぱりゾルダとアグリと一緒に魔物退治しにいったのが、なんだかんだで楽しかったなー。

ちょっとした冒険っていう感じで。

またあの二人と一緒に冒険したいなー。

「まぁ、とりあえず終わったなら、母さんに報告しておくねー

 オンケルさん、ありがとう!」

「お嬢もお手伝いいただきありがとうございやす。

 人手も足りなくて苦労していたので、助かりやした」

「いいよー、そんなことー

 お礼は母さんに言っておいて!

 手伝ってこいって言ったのは、母さんなんだから」

そう話すと風車の下を離れて、家へ向かっていった。

向かっている途中に、さっと後ろを動く影が見えた。

あれは……

「ねぇ、カルムさんでしょ?

 母さんに何か言われた?

 尾行、甘くない?」

尾行じゃないなー、あれは。

たぶん、わざと気づくように動いたかなー。

「さすがですね、フォルトナお嬢様」

カルムさんがボクのすぐ横に姿を現した。

「そんなことより、母さんにしっかりやっているか見てこいって言われたの?

 もー、まったく心配性なんだからー」

「いいえ、アウラ様はそんなことはおっしゃっておりません。

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